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ボルダリングに行ってきました

ロービジョンの頃からやってみたかったボルダリング。
7月に初挑戦して、昨日3回目のボルダリングを楽しんできました。

ボルダリングってなに?

自然の岩を登るロッククライミングの中に、道具を使わず自分の体だけで昇るフリークライミングというのがあります。
ボルダリングはそのうちの1つで、安全ロープもつけずに4~5mの壁を登る競技です。
最近は屋内に人工的な壁が接地されたボルダリングジムが増えたり、東京オリンピックで新競技に選ばれたりしていて、身近なスポーツになってきているんですよね。

パラクライミングと小林幸一郎さん

クライミングは、障害者も健常者と同じ課題をほぼ同じルールで行うことができ、パラスポーツとして世界選手権もあるんですよ。
視覚障害、切断、神経障害が対象なんですが、腕の力だけで昇る選手もいるんだとか…、すごいですよね。
視覚障害のB-1クラスでは、日本人の小林幸一郎さんが4連覇されていました!
小林さんは2005年にNPO法人モンキーマジックを設立し、視覚障害者を中心にパラクライミングの普及活動もされています。
私のボルダリング初体験となったイベントにも参加されていましたよ♪

ブラインド(視覚障害)はナビゲーターとペア

ボルダリングは、壁についたカラフルなホールド(石)を使って登っていくのですが、難易度や課題(コース)によって使っていいホールドが決まっているんですよね。
でも、視覚障害者はどこに・何色の・どんな形のホールドがあるかわからないので、晴眼者のナビゲーターに次のホールドの位置を教えてもらいながら、課題をクリアしていきます。
教えるポイントはH(方向)K(距離)K(形)。
「10時の方向に、少し遠めで、バナナみたいな形のやつがあるよ!」といった感じです。
それを聞きながら、体のバランスを取るには手足をどう動かしたらいいか考えて登っていくわけですね。

パラクライミングをみんなで楽しく体験!

私がボルダリングを始めたのは、障害とか年齢とか関係なくみんなでボルダリングを楽しもう!という交流型イベントに参加したのがきっかけです。
これまでボルダリングをやった3回は全てこのイベントなんですよ。
小学生から50代、初心者から上級者、視覚・聴覚・発達障害といろんな方が参加され、健常者はアイマスクをして全員がパラクライミングを体験するんです。
チーム戦のゲームをしながらの体験だし、ナビゲーションをしてもらうことで自然と交流ができるので楽しいんですよね☆

趣味になりそうな予感!

ボルダリングは課題の難易度が幅広くて、自分のペースで挑戦できるのがとても良いんです。
そして、ゴールまで登れたときの達成感があるからどんどん挑戦したくなっていくんですよね。
落ちないかという不安もあるけど、ホールドを持って少し降りてから「えいっ!」とジャンプしてうまく着地できたときは、ゴールできた達成感も相まってすがすがしい気持ちになれるんですよね♪
行くたびに、楽しいからもっと登りたい!
だけど、腕がパンパンでもう登れない…を繰り返しています。笑
もうちょっと短いスパンで行きたいなぁと思っていたところ、昨日有志のグループRhineにお誘いいただきました。
これで、本格的に趣味になりそうです☆
今はまだ一番簡単な8級か、その上の7級を合わせて5本登りきるくらいの持久力しかないのですが、これからどんどんレベルアップして楽しめたらと思っています。

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